輪之内町地球温暖化対策実行計画（区域施策編）

輪之内町地球温暖化対策実行計画（区域施策編）について

　地球温暖化によるここ数十年の気候変動は、人間の生活や自然の生態系にさまざまな影響を与えています。たとえば、氷河の融解や海面水位の変化、洪水や干ばつなどの影響、陸上や海の生態系への影響、食料生産や健康など人間への影響が観測され始めています。現在以上の温暖化対策をとらなかった場合、最高気温が30℃以上となる真夏日の日数は更に増加することが予測されています。
　輪之内町では平成 20（2008）年３月に、町及び職員が地球温暖化対策を率先して実行するための行動指針として、「輪之内町地球温暖化対策推進実行計画（事務事業編）」（以下、「事務事業編」という。）を策定し、令和２（2020）年３月には事務事業編の２度目の改定を行いました。また、令和４（2022）年３月には、2050 年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「輪之内町ゼロカーボンシティ」を宣言しました。

　この度、脱炭素社会実現に向けた基本方針や具体的な目標を定めるとともに、気候変動による悪影響に対応するため、「輪之内町地球温暖化対策実行計画（区域施策編）」を策定しました。本計画を基に、地球温暖化対策施策を進めてまいります。