水の広場・ちびっこ広場

北側部分は「水の景(ウォータースケープ)」を主眼におき設計がなされています。自然の脅威としての「水」から生活を豊かにする「恵みの水」としての親水の風景を演出しています。また、野球場の外野スタンドをめぐる遊歩道が、シンボルタワー「水の塔」の中を横切っています。

水の塔の内部は滝のトンネルになっており、中を通る人にもまた、外を眺める人にも親水感を与えてくれます。 また、縮尺1/617.35で輪之内町の地形を形どった池が配置されており、水遊びのできる広場となっています。 この水遊びの広場には、町内の主要な公共施設が自然石とステンレスプレートによって表現されています。

さらに、池の東西を水色のインターロッキングの遊歩道が走り、それぞれ長良川と揖斐川を表現し、下流で合流しています。水の塔の後方からは自噴水が涌きだし、全体で二大河川の間に位置する輪中の町「輪之内町」を表現しています。

南側部分は、コンビネーション遊具を配置したちびっこ広場となっており、ちびっこたちの格好の広場となっています。この公園は、輪之内町プラネットプラザ全体の景観を考慮した設計がなされており、施設全体に一体感が感じられます。